1978-09-19 第85回国会 参議院 災害対策特別委員会 第2号
これはかつて役牛役馬が多数おりました時代に、その役牛役馬を所有している農家については若干の加算額を認める、こういう趣旨の制度でございましたが、いまはこれは実体がございません。そこで、この牛馬加算を除きまして、その他の融資限度は一律倍額に引き上げたい、こういうことでございます。 以上の点につきましては、中小企業関係同様にほぼ政府部内での調整を終わっておるということでございます。
これはかつて役牛役馬が多数おりました時代に、その役牛役馬を所有している農家については若干の加算額を認める、こういう趣旨の制度でございましたが、いまはこれは実体がございません。そこで、この牛馬加算を除きまして、その他の融資限度は一律倍額に引き上げたい、こういうことでございます。 以上の点につきましては、中小企業関係同様にほぼ政府部内での調整を終わっておるということでございます。
ところがそれでは到底家畜の購入まではまかない切れない、こういう事情がはっきりいたしましたので、二十七年度から中期資金といたしまして開拓者資金融通特別会計から役牛、役馬あるいは乳牛の購入資金というものがつきまして、それぞれ無畜農家につきましては一頭入れるような措置をとって、逐次有畜農家を作るということで取り進めておるわけでございます。
殊に役牛、役馬が減つていく。牛の肉がこの間うち百匁二百円のものが、はやもう二百五十円、三百円に今なつてきた。従つて、牛一頭を買うのに十万円も出さなければ買えないということは、政府から出されております数字によつても、牛の減るぐあいがわかつておりますが、こういうふうに、有畜農業は政府の役所、人的機構はよくできても、肝腎の牛が減つていつてしまえば、結局有畜農業はだんだん衰えてく。
なおまた畜産の保險のごときに至りましては、畜産に公定がありややしやということははなはだ多くの疑問をなしておる點でありますが、大體農家における役牛、役馬の價格というものも非常に騰貴しておりまする今日、この保險に對して重大な關心をもつていただきたいと思います。
更に一委員より、家畜の役牛役馬の拂下げ價格が、牛は一頭三百円、馬は五百三十円と評價されておるが、現在実際闇價格の百分の一にも足りない價格で拂下げるとはいかなる理由かとの質疑に対しては、昭和十九年に食糧増産を確保する必要から、政府において無理に農家から牛馬を買上げて、これを農家に貸付けて、牛馬の増産奨励を図ると共に、食糧増産のために使役して参つたのであるが、牛馬買上げ当時貸付け制度を定め、貸付期限到來
家畜の拂下代、國有の役牛、役馬の拂下代が非常に單價が安く計上しているのではないかというお尋ねでございますが、この問題につきましては、おつしやる通り農林當局ともいろいろ折衝をいたしたのでございますが、この役牛、役馬の拂下げにつきましては、御案内の通り無償で當初貸付てやりまして、その飼育管理は無畜農家にさせてやる、そうして二年乃至四年の後に、雄につきましては當時の購入の原價で拂下げてやる。
それから官有物払下の、家畜払下げでございますが、これは昭和十九年以來実施いたしておりましたのでありますが、農林省所管におきまして役牛、役馬を民間に貸付けるという措置を取つておりまして、大体牝の牛馬につきましては二年乃至四年を無償で貸付ける。但し飼育管理は貸付けた方で経費を負担するわけであります。
この一般会計歳出予算追加額の財源でありますところの歳出予算の追加額の内訳を申し上げますと、本年七月の價格改訂に伴う刑務所の作業収入の増加四千四百余万円、国有の役牛、役馬を農家に拂下げることによる収入千九百余万円、政府所有に係る日本証券株式会社の株式及び憲法第八十八条の規定によつて国に帰属しました皇族財産中の有価証券の賣却による収入見込額三千七百余万円、旧陸軍恤兵金等の未整理分の受入見込額五千二百余万円
この一般會計歳出豫算追加額の財源でありますところの、歳入豫算の追加額の内譯を申し上げますれば、本年七月の價格改訂に伴う刑務所の作業收入の増加四千四百餘萬圓、國有の役牛役馬を農家に拂下げることによる收入千九百餘萬圓、政府所有にかかる日本證券取引所の出資證券、及び憲法第八十八條の規定によつて國に歸屬した皇室財産中の有價證券の賣却による收入見込額三千七百餘萬圓、舊陸海軍恤兵金等の未整理分の受入見込額五千二百餘萬圓